病気・症例情報

菜の花動物病院に小鳥さんをお連れ頂く際のお願いです。

●小鳥担当医による診察は予約制です。また、猛禽類は診療対象外です。

●普段の様子や来歴・病歴など詳しいお話を伺いますので いつもお世話をしている方のご来院をお願い申し上げます。

通院時は カゴを布などで包んで、外が見えないようにお連れ下さい。小鳥が怖がらないようにするためと 院内感染防止のため、ご協力お願い致します。

●キャリーでいらっしゃる場合も 普段飼育しているケージを一緒に持って来て頂けると診察がより正確になります。

●小鳥は寒いと羽を膨らませます。反対に 暑いと羽を持ち上げたり 口を開いたままになります。温度を調節し 移動による体力消耗を防いで下さい。

●具合の悪い小鳥の保温温度は30~32℃が目安です。小鳥をプラケース等に入れ 外側の一部にカイロを貼り、更にバッグに入れると温度を高いまま保ちやすいです。プラケースや箱で保温する際は必ず内側にデジタル式の温度計を入れて温度を確認して下さい。(使い捨てカイロは酸素を消費するのでバッグを密閉しないでください。)

●足が痛くて通院される場合、高さが低いプラケースや 靴の空き箱などの高さが低い箱、ヒナ用のケースに入れて頂くと安心です。ケージやキャリーのアミにつかまった状態で移動すると 足の痛みや骨折のずれが悪化することがあります。

●飲み水は こぼれて足が濡れると体が冷えるので入れないで下さい。フードも診断の妨げになるため 診察前1時間から与えないようにして下さい。
診察後は飲食できますので、水入れ、フード入れ、フードは診察室までお持ち下さい。

●基本的に予約制ですが 前の方の診察内容によってはお待ち頂くことがございます。大変恐縮ですがご海容のほどお願いいたします。
車の中や、もしも診察室が空いていればそちらでお待ち頂くことも可能ですので 受付にお申し付け下さい。

●診察や検査に入る前に 高濃度の酸素を吸入したり 保温して体温を上げる処置が必要な場合がございます。お時間に余裕を持ってお越し下さい。

●お連れ頂いた際にぐったりして見える場合はご遠慮なくお申し出ください。

●待合室でケースやケージから出すのはお控え下さい。元気に見えても病気を持っている子もいますし 慣れている子でも思わぬ逃亡やケガの危険があります。
鳥さんも外が見えない方が落ち着いていられますので 覆った状態でお待ち頂けると幸いです。 

●小鳥さんの診察の費用ですが、初診料2000円 再診料1000円(いずれも爪切り・身体検査・飼育相談込)、そのう検査・検便各1000円~(セット割引有)、皮下注射1000円~、遺伝子検査5000円~、レントゲン2700円~、バードドック10400円~です。
☆ 便の集め方はこちら≫

以上 宜しくお願い申し上げます。
菜の花動物病院 小鳥担当獣医師 今西奈穂子
2017.12.1

小鳥さんの診察の問い合わせで最近増えてきたご質問です。
(☆このページの下の方に 採便方法の写真がございます。本物の便の写真ですので 苦手な方はご覧にならないようご注意下さい。)

オウム病クラミジアその他の検査は お家で採取して頂いた便と
ご来院時に小鳥さんから採取したその他の検体を併せて
検査機関にて 病原体の遺伝子があるかどうか調べてもらいます。
検査には数日かかります(オウム病以外の検査は数週かかることがあります)。

オウム病の菌は 数日おきに便に出ると言われています。
そのため、便を5~7日分 少しずつ集めて頂いて、まとめて検査に出します。

「便を集めるなら お易いご用~(#^^#)」

っと思った皆様!
採便時に注意して頂く点がございます。

*** 便を取るとき 守って頂きたいこと5つ ***

1. 便の白いところは避け 緑や茶色の部分を取って下さい 

2. 1日分はつまようじの先程度の量があれば大丈夫です

  沢山取り過ぎると 専用の容器に入りませんので少しずつにして下さい。

3. 便は全て同じ容器に混ぜて入れて下さい。

  個別の日付はいりません。
  蓋を開けたら5~7日分の便が一緒に入っている状態にして下さい。

4. 採便に使った綿棒やつまようじは 一緒に入れないで下さい。

5.  袋を二重にして冷蔵庫で保管し、持ってきて頂く際も保冷して来て下さい。

 検査結果が陽性だった場合を考えて 採便時はマスクや手袋をする、冷蔵庫内で他の食品を汚染しないようにする、手洗いうがいをするなど 
 お家の方の健康にも十分気を付けて頂きたいと思います。

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 以上5点が守られていない場合 検査結果が上手くでなかったり 検査自体をお断りすることがあります。

採便容器をご希望の方はお送りします。便の提出予定日より14日以上前にお申し付け下さい。

☆ 小鳥をお連れ頂く際のお願いはこちら


菜の花動物病院
三重県亀山市野村4-1-2
電話(0595)84-3478
午前8:30~11:30
午後3:30~6:30

≪採便方法写真≫
    ↓

    ↓

    ↓

クリックで拡大します

狙うのは 新鮮かつ白くない部分

爪楊枝の先に盛る程度あればOK

全て一つの容器か袋に入れ 乾燥しないよう密閉し冷蔵

検査提出まで14日ほど余裕があれば採便容器をお送りします。

ご覧頂き有難うございました<(_ _)>
以上、よろしくお願い致します。

☆ 小鳥をお連れ頂く際のお願いはこちら

菜の花動物病院
小鳥担当獣医師 今西奈穂子

マメルリハちゃんのお迎え健診から ~検便の大切さ~

こんにちは、Dr奈穂子です。
当院では小鳥を診察する時 検便を重視しています。
実際どんな風にしているのか、お迎え健診の様子をご紹介しながら
少しお話しさせて頂きたいと思います。

今日みえたのは 生後二か月のマメルリハちゃん。
ペットショップから最近お迎えされ 初めての健診に来てくれました。
目が輝き、うんちも沢山出て元気そうですが 
少し羽を膨らませているのが気になりました。
様子を観察してから まずは検便することに。

検便は小鳥の体に何も負担がかからず、かつ情報量も多い検査なので必ず行っています

大事なのは なるべく新鮮で 乾燥していないうんちを採ることです。
目の前でプリっとしてくれると 非常にうれしいのですが、
緊張するとうんちをしなくなる子がたまにいます。
ですので、お家から新しいうんちをラップに包んで来て頂けると助かります。

検便では、見落としが無いように 必ず全視野を低倍率と高倍率で観察しています
それで必要を感じれば更に 染色や寄生虫の卵を集める操作を行い再度観察します
染色はグラム染色や簡易ギムザ染色、ヨード染色を行います。
また尿スティック検査をすることもあります。
それぞれ数分で出来ますが、詳しく見れば見るほど飼い主様をお待たせしてしまうのが申し訳ないところです。

私は学生時代微生物学ゼミで毎日のように顕微鏡をのぞいたり 細菌の培養や染色をしていたので
顕微鏡検査が大好きなのですが、
実は検便や染色は小鳥を詳しく診察できる獣医師にとって特別な作業ではなく
必要な検査なので普通に行っているものです。
検便で得た情報を
身体検査と症状、そしてご家族のご要望に合わせ 治療方針を組んでいくことになります。

さて、マメルリハちゃんのうんちからは こんな菌が出ました↓

これです↓

通称メガバクテリア。正確には マクロラブダスという真菌(コウボ)の一種です。
セキセイインコやマメルリハに胃炎を起こすため 早速今日から治療することになりました。
更に体重測定や聴診を行い、口の中が粘ついていたのでそのう液を採取し 白血球を確認したので風邪の治療も同時に行うことに。

そのう液採取の様子です↓

他に遺伝子検査のご希望がおありでしたので BFD等を検査に出すことにしました。
最後にお薬の与え方や、飼育環境をどうするか具体的に相談して 診察は終了しました。
これからは定期的に診察しながら 治療がうまくいっているか確認していきます。

今日はお迎え健診の検便でメガバクテリアを早期発見することができました。
小鳥にとって、検便はノンストレスかつ非常に大切な検査ということをお知り置き頂ければ嬉しいです。

ふーちゃん「顕微鏡は置いといて 遊んでよ~~!」
                                   2017.9.13 

■ 植物による食中毒が ワンちゃんに発生しました

シキミの実を誤食したワンちゃんが嘔吐と痙攣、そして意識障害を起こし入院しました。以前にも書いたことがありますが 仏前に供えることで身近なシキミは 実や葉を含め全体に毒があり、特に実は毒性が強く神経や胃腸、内臓など全身に症状が出ます。しかも有効な解毒剤は無く 治療は対症療法になります。つまり中毒物質を吸着したり痙攣を止めるお薬を使い 点滴をして内臓を守りますが、最悪の結果になる可能性もあります。
幸いにも今回の患者さんは無事退院され ほっと致しました。
 
食中毒や誤食を起こすワンちゃんには 共通の特徴があります。
それは、子犬の頃から好奇心旺盛で、何でも口に入れて確かめたい!いつも何か食べてみたい!という積極的な性格です。

思い当たるオーナー様は お家の中だけでなく庭や散歩コースでの拾い食べにご注意下さい。

今回はシキミでしたが 殺鼠剤やゴキブリ団子、農薬などの中毒は後を絶ちません。また トウモロコシの芯や軍手、ストッキング、犬用のおもちゃや敷物を胃腸に詰まらせる事故も多いものです。また植物による食中毒といえば、今はチューリップなどの球根の植え付けの時期ですが 毒がありますのでワンちゃんの手の(口の?)届かないところで保管しましょう。

誤食は予防が大切です。お散歩中にどうしてもパッと何かをくわえてしまうワンちゃんは、ソフトタイプの口輪をして行くのも一案でしょう。最近はアヒル口だったり柄物の可愛らしい口輪もありますので 注目されたい性格の子にはぴったりですよ♪

余談ですが・・・ 動物ではなくヒトの方の話ですが、日本中毒情報センターにはシキミ中毒の相談が昨年度は7件あったそうです。星形で可愛らしいシキミの実。人間でも要注意のようです。
日本中毒情報センター → http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf 
(2016.10.16)

■ 2016/10/29(土)はペット防災フェア出張のため臨時休診致します。

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