病気・症例情報

初夏を迎え、街角を飾る色とりどりの花が楽しいこの頃ですね。
園芸シーズンの最初は害虫対策をされる方も多いと思いますが、ゴキブリ用殺虫剤、ありの巣駆除薬、ナメクジ駆除薬、殺鼠剤などをペットが食べてしまないよう十分ご注意下さい。 

地域によっては殺虫剤を道路の側溝や床下に撒くことがありますが 散布してすぐに犬を散歩させると足に付いた薬剤を舐めてしまい中毒を起こす事があります。

また夏の花で毒があるものは アジサイ、キョウチクトウ、エンジェルストランペット(ダチュラ)、ジギタリスなど色々有ります。お家で栽培している植物に毒が無いか ネットで調べてみると安心です。
観葉植物ではありませんが シキミは全体が有毒です。剪定したら枝葉はペットが口にしないようすぐ片づけましょう。

食べ物ではないものを食べてしまいやすい犬種としては レトリバー、フレンチブルドッグ、ミニチュアダックスフンドが多いと感じます。猫は種類を問いませんが 若い猫ほど色々なものに興味を持ち食べてしまいやすいです。
鳥も色々なものをかじって飲み込んでしまいます。

うちの子は大丈夫と過信せず 安全に暮らせるよう工夫してあげましょう。

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1. 小鳥をお連れ頂く際のお願い
2. 小鳥の診察料金
3. おやつ診察・個別トレーニング講座
4. 院内での撮影について

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1. 小鳥をお連れ頂く際のお願い

●診察は予約制です。お電話または受付でご予約下さい。

猛禽類、室外飼育の家禽、野鳥は診療対象外です。
保護飼育されている野鳥については飼育許可証があれば検討しますのでご相談下さい。

●室外飼育(鳥小屋などで庭先飼育)の家禽の体調不良の場合は まずは地域の家畜保健衛生所にご相談下さい。家禽とは にわとり・うずら・七面鳥・あひる・きじ等です。

ケージではなく、プラケースかキャリーをカバンなどに入れて覆って連れて来て下さい。
ケージで連れて来て頂くとケガをする場合があります。またケージだと中のフケや羽が飛び散りやすく 院内感染を起こしたり獣医師とスタッフの健康を害する可能性があります。プラケースかキャリーでのご来院にご協力をお願い致します。

診察の1時間前から水と餌は入れないで来て下さい。
水を入れていると濡れて風邪を引くことがあり危険です。
そ嚢や口の中に餌があると 診察時の思わぬ誤嚥事故につながります。
診察時は口の中をチェックしますが 口に餌があるとそれ以上検査が出来ません。

麻酔や鎮静処置をする場合はもっと長い絶食が必要になります(3~8時間)。特に大型鳥は麻酔をかけないと採血やレントゲン検査が難しい場合があるのでご注意下さい。

餌と水は診察後にあげて頂きますので診察室まで持って来て下さい。好きなおやつもお持ち下さい。

●予約時間5分前にはいらして下さい。遅刻しないようお願い致します。次の方の待ち時間が長くなってしまいます。遅刻やキャンセルの場合は必ずご連絡下さい。

●足や体が痛い場合は、鳥がぎりぎり入るくらいの小さい箱か ヒナ用のますかごに入れて来て下さい。
ぴょんぴょん跳ねたり飛び上がりながら連れて来ると骨折などが悪化してしまいます。

●いつもお世話をしている方のご来院をお願い申し上げます。

●温度を調節して連れて来て下さい。

小鳥は寒いと羽を膨らませます。反対に 暑いと羽を持ち上げたり 口を開いたままになります。必ずデジタル式の温度計を入れて温度を確認しながら来てください。密閉しないよう注意して下さい。

●診察や検査に入る前に 高濃度の酸素を吸入したり 保温して体温を上げる処置が必要な場合があります。ぐったりして見える場合はご遠慮なくお申し出ください。

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2. 小鳥の診察料金(税込)

初診料2200円 再診料1100円(いずれも爪切り・身体検査・飼育相談込)、そのう検査・検便各880円(セット割引有)、皮下注射1100円~、レントゲン4400円~、ネブライザー吸入2200円、強制給餌880円、各種培養検査4400円~、真菌培養及び薬剤感受性検査 15200円~、開腹手術77000円~、短時間吸入麻酔3300円、点鼻or注射による鎮静4400円、レントゲンDICOMデータ1000円です。
遺伝子検査は6050円~、項目によってはクール送料が別途必要です。遺伝子による雌雄鑑定も同様です。

病気の初診ですと大体6000~13000円ほどかかることが多いですが、検査項目によってはもっとかかる事もあります。
お支払いには各種クレジットカードもお使いいただけます。
なおペットホテルは 動物愛護管理法改定や入院数増加などにより受け入れを中止致します。

☆ 便の集め方はこちら≫
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3. おやつ診察・個別トレーニング講座 

おやつ診察・・・当院では、治療に役立つトレーニングの一つとして 診察室に慣らすために『おやつ診察』をしています。当日は鳥さんの好物やおもちゃをご持参頂き、診察室内で楽しく過ごします。 その際は爪切りなど嫌がることは一切せず、獣医師は基本的には入室せず待機します。時間は15分~30分です。料金は再診料の半額の550円となります。必要なおやつ等はご持参下さい。通院時の絶食絶水は不要です。お電話または受付にてご予約下さい。体調が悪い鳥さんや 初診の鳥さんは 普通の診察を受けてから改めてお申込み下さい。

個別トレーニング講座・・・ALETTAインストラクターズの青木千草先生による 個別のバードトレーニング講座を行っています。ご希望の方は当院でまず健診を受けて頂き、異常がなければトレーニングが可能です。3ヵ月以内に健診済みの方は直接青木先生にメールして日時を調整して下さい。 現在、金曜の午後以外の診察時間内にお願いしています。診察時間中のトレーニングとなりますので 犬や猫の声が聞こえますのでご了承下さい。トレーニング時間と料金は1時間で3500円です。青木先生に直接現金でお支払い頂きます。
内容; クリッカートレーニング・フォレイジング相談・飼育相談など
青木千草先生 komorebi448☆gmail.com (☆を@に変えて送信して下さい)

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4. 院内での撮影について 
院内での撮影・録画はお断りさせて頂いております。
また当院が発行する書類の画像のSNSへの掲載や転載も同様にお断り致します。
レントゲン画像が必要な場合はご紹介先様で診断に使えるようDICOMデータにてお渡ししておりますが 同様にSNS等への掲載はお断りさせて頂きます。
獣医療の正しい情報を提供するための措置ですので ご了承下さい。

以上 どうぞ宜しくお願い申し上げます。
菜の花動物病院 小鳥担当獣医師 今西奈穂子
2022.5.8

フォレイジング (FORAGING)とは 「食べ物を探す」という意味です。

ふつうは森や草むらの中を歩き回って餌を探すイメージの言葉ですが

動物園やペット関係の業界では

「飼育動物に餌を与えるときに 野生に近い行動をして餌を獲らせる工夫をする」

という意味で使います。

フォレイジングは ペットの常同行動や毛引き・自傷行為の改善に役立つことが分かっています。

また経験上、小鳥の過発情の緩和にも効果があります。

例えば、薬物療法と日照時間及び食餌制限に反応しない過発情のセキセイインコが

追加対策としてフォレイジングを強化して 発情が収まった例もあり、

小鳥を飼育している方全てに フォレイジングをお奨めしています。

そこで、フォレイジングの方法を説明するための3分ほどの動画を作りました。

フォレイジングは色々なやり方で毎日続けると効果が出てきます

その際も食餌量の調整は必要ですが

フォレイジングをすると思考と運動による消費カロリーが増えるため体重が増えにくくなり

発情もしにくくなります。

愛鳥さんとの楽しい時間のために この動画をお役立て頂ければ幸いです。

お彼岸を過ぎてから 夏の暑さが嘘だったような涼しい日が続いています。
秋になるとノミやダニも減っていくイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが
実は秋口は春先と同じくマダニが繁殖する季節です。
幼ダニが草の葉の先に大量に付いていることがありますので 外に行くワンちゃんやネコちゃんは
しっかり予防をして下さい。
また人間のご家族様も、鹿やイノシシが出没する地域の公園にはダニがいることがありますので
ご注意ください。

そして、最近は暖冬のせいか 当地では1年を通してマダニの被害が見られます。
SFTSなどのマダニが媒介する病気予防のためにも 
亀山では1年中ダニの予防をして頂くことをお奨めしています。

マダニの予防には ワンちゃんには月1回付ける液体薬か月1回オヤツ感覚で食べる薬、または3ヵ月間効果が持続する食べるお薬もあります。
ネコちゃんには月に1回付ける液体薬が有ります。

ノミとマダニの予防薬はお薬のみの販売もしております。
体重によってお薬のサイズが違いますので、大体の体重を教えて下さい。

マダニは鼻先や目の周り、耳の先に付きやすいです。お散歩から帰ったら毛足が柔らかいベビーブラシや刷毛で顔周りを払って、ダニがついていないか見てあげましょう。
ダニが食いついて離れない場合は すぐ病院へ来て頂くか、ワセリンを厚く塗って30分放置しダニを窒息死させると良いです。無理に引っ張って取るとダニの体液が逆流したり飛び散る事があるのでやめましょう。

2020.10.1

【鳥】セキセイインコちゃんの副鼻腔炎

副鼻腔炎から目の下に膿瘍が出来たセキセイインコちゃん。
初診時に肥満だったため、ダイエットしながら洞内注射や洗浄を行いました。
しかし症状が悪化していったのと ダイエットが成功し麻酔のリスクが下がったので 全身麻酔をかけて膿瘍を切開し 摘出した膿を培養検査やPCR検査に提出しました。その結果アスペルギルス属の真菌が検出されました。

切開部位は縫合せず、抗真菌剤入りの洗浄液で毎日お家で洗浄してもらいながら通院と内服を続けたところ、一か月後には腫れが完全に無くなりました【写真右下】。

それからもしばらく内服や洗浄で通院して頂き治療終了し、生活環境に注意して頂きながら1年が経ちましたが再発していません。

鳥の副鼻腔は嘴の根元から目の後ろ側まで迷路状に通じており一度炎症を起こすとなかなか治りにくいのですが、この子は膿瘍が限局的だったようで、時間はかかりましたが外科的な治療が奏功しました。
切開後にお家でしっかり洗浄や投薬をして下さった飼い主様のお力も大きかったです。
この子は治療後も人の事が大好きなままで、飼い主様との普段からの信頼関係が 治療を後押ししてくれました。

副鼻腔炎の予防は、ビタミンやミネラルを適切に与えたうえで生の野菜も与えたり、窓ガラスを開けて日光浴をさせたり、毎日掃除したケージで換気を良くして飼育することです。また過度な発情や産卵は高脂血症やストレスから色々な病気を起こしやすくします。

生活環境を工夫して 病気を予防してあげましょう。

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午前 8:30~11:00
午後 3:30~ 6:00
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日曜、水曜、祝祭日

●診察科目
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