ワンちゃんやネコちゃんを そのまま抱っこして連れてみえる方が時折いらっしゃいます。
普段おとなしく慣れている子でも これはとても危険で 逃亡する可能性が非常に高いです。
実際に そういう事件が当院でもあり、 残念ながら行方不明になっています。
猫ちゃんの場合は洗濯ネットや玉ねぎネット等に入れて頂いても結構です。
「ネットに入れるのは可哀想」と仰る方がいらっしゃいますが、体が包まれることと視界がさえぎられることによって かえって安心できるものなのです。通気性も良いので安心です。
また ワンちゃんネコちゃんを待合室で自由に歩かせないようにして下さい。
逃げたりドアに挟まれたり、動物同士のケンカや小さいお子さんなどへの万が一の場合を考え、ご来院の際には「ケージ等に入れるかリードをつける」「待合室で放さない」、この二つをお守り下さいますようお願い致します。
午後しかいらっしゃれない場合も遅い時間は避けて頂けますと安心です。
ワクチン後、まれにアレルギーなどの体調不良が起こることがあります。
おうちの方が寝てしまう夜にそのような変化が出ないよう、なるべく日中にワクチンを打った方が安心かと思います。
受付後は基本的にお車の中でお待ち下さい。一旦外出される場合は受付にお声をかけて下さい。
その方と連絡がつくようにしていらして頂けますと大変助かります。診察時には様々なことをお尋ねします。
例えば 「普段に比べて元気と食欲はどうか」「食べたもの、餌の詳しい内容、餌を変えていないかどうか」「最近のオシッコとうんちの状態」「症状が出始めたのはいつか」「症状が良くなることはあるか」「今までにどんな病気や変化があったか」「普段いる場所」「いつ外出するか」「同居動物、ご家族の変化は無いか」等・・・
普段お世話されている方なら色々お気づきの点もおありかと思いますので直接お話が伺えましたら幸いです。ご無理なようでしたら勿論結構です。
保温できるように小さい入れ物でお連れ頂く方が良いかと思います。
動物の種類によりますが 虫用の透明プラスチックケースや小さい段ボール箱なども利用できます。
また初診の時には できましたら普段飼っているケージの様子の画像などを見せて頂けるとうれしいです。
保温してお連れ下さい。
(例えば、小さい段ボール箱の中にペットボトルで作った湯たんぽを入れる・カイロを鳥が触れないように利用する等)ご不明な点は、ご相談下さい。
「【鳥の診察について】
http://www.nanohanavet.com/archives/808 もご覧下さい。」
以上、細かい点は色々ございますが動物にとって一番安全な方法でご来院頂けた
らと思いますので、何卒宜しくお願い致します。最後まで御覧頂き有難うございました。