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2021年 明けましておめでとうございます。
昨年は大変な年になりましたが 皆様には感染拡大予防措置に快くご協力頂きまして 誠に有難うございました。

また昨年はデジタルレントゲンと超音波診断(エコー)の最新の機器を導入し 更に精度の高い診断が可能となりました。
病院外壁と待合室も明るく綺麗になりました。
ネットでの順番受付も沢山の方にご利用頂いており、皆様の待ち時間がより短く
、快適になるお手伝いができていましたら幸いです。

院内ではスタッフに卒後教育を引き続き行っており、外部講師からオンラインで応用行動分析学を学ぶ機会も設けました。

本年も 皆様の大切な小さなご家族のため一丸となって治療やご相談にあたらせて頂きたいと思います。

皆様にとりまして幸多き年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

令和三年 院長 今西貴久 拝

【2021.1.9追記】3/14の回も満席となりましたのでお知らせ致します。沢山のお申込みを有難うございました。

セミナー収益の一部は鳥レスキュー認定NPO法人へ寄付させて頂きます。

ご参加頂く皆様には当日オンラインでお目にかかれるのを楽しみにしておりますので どうぞ宜しくお願い致します。

【2021.1.8追記】こちらのセミナーを3/14にも開催することになりました。
お申込み開始は1/9(土)朝8時から 石綿先生へ直接メールにてお願い致します。

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鳥の飼い主様向けのオンラインセミナーのお知らせです。
講師はインコとオウムの行動コンサルタントの石綿美香先生と、当院副院長の今西奈穂子です。
詳しくは下記をご覧ください。
2/21の回が早々に満席になりましたので 3/14にも同じ内容で開催することになりました。
お申込み開始は1/9(土)朝8時から 石綿先生へ直接メールにてお願い致します。

メールアドレス aletta.mika☆gmail.com(☆を@に変えて送信して下さい。)


近年、国内の一般的なペットバードでも以前より増えていると感じる「トリボルナウイルス感染症」。

どのような感染症なのか、治るのかという飼い主様向けの情報がとても不足している中、
アメリカに拠点を置く鳥類獣医師協会(AAV)が飼い主様向け資料を作成しましたので 分かりやすく訳して要約しました。著作権はAAVにありますので 転載を禁止させて頂きます。

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トリボルナウイルス感染症と腺胃拡張症について(要約)

トリボルナウイルス感染症( Avian Bornavirus infection )は、現代の鳥類医学が直面している 悩ましい病気です。
トリボルナウイルス(ABV)はまずアメリカで発見されてから世界中で報告されるようになり、
世界中の飼育下のオウムから少なくとも8種類が発見されています。

トリボルナウイルスはエンベロープをもつ一本鎖RNAウイルスで、糞便に(間歇的に)排出され、また卵を介しても感染します。潜伏期間は数日間と短いこともあれば、10年もの長きにわたることもあります。

生前の確定診断は難しいですが、血液中の抗体の検出と、PCRで特異的な遺伝子配列を検出する方法を組み合わせるのが一般的です。(※訳注 これは欧米での話で、日本では抗体検査は一般的には行われていません。) 

トリボルナウイルスはアメリカとヨーロッパでオウム目の鳥に広がっているという報告がありますが、感染を確定するのが難しいので実際の感染率は報告より高い可能性があります。

トリボルナウイルス感染により起こる腺胃拡張症(PDD)は50種以上の鳥で報告があり、白色オウムやオカメインコ、クサインコ、ボウシインコ、コニュア、オオハナインコ、ヨウムそしてラブバードにも発生しています。またカナリアやフウキンチョウ、フィンチをはじめ、水鳥やオオハシ、猛禽でも報告があります。

トリボルナウイルスに感染した鳥は多種多様な症状を示します。多くは消化器症状ですが、初期には神経症状のみだったり、消化器症状と神経症状の両方を示すこともあります。一旦発症すると、治る見込みは薄くなります。

消化器症状が起こる主原因は腺胃の機能低下です。腺胃とは鳥の胃の消化液を分泌する部分です。
腺胃に異常が起こると食物を正常に消化吸収できなくなるために、元気が無くなったり、痩せたり、吐いたりすることが多く、未消化の便をすることもあります。腹部膨満、不活発、虚弱、下痢、固形便が減ったり水分尿が増える例も報告されています。

神経症状としては ふらつきや震え、沈うつ、異常な頭部の動き、そして発作が起こることもあります。

病気の進行を確実に止める治療はまだありませんが、炎症による悪化を防ぐために非ステロイド系抗炎症薬や免疫抑制剤で治療する獣医師もいます。

病状を抑えられるかどうかは、手厚い看護や二次感染の治療、また高品質で消化の良い食餌を食べさせられるかどうかにかかっています。

トリボルナウイルスは糞便に間歇的に排泄されるため、PCR検査で陰性であっても ウイルスに感染していないとは言い切れません
検体とする糞便やクロアカ及びそ嚢の拭い液は数日分を採取し一つにまとめて検査すると 偽陰性になる可能性が低くなります。

PCRが陽性になれば、それはトリボルナウイルスに感染している、あるいはウイルスが存在している証拠になります。
しかし、いつ発症するのか、それとも発症しないのか、どうすれば発症を防げるのかは予測できません。
トリボルナウイルスに感染した鳥全てが腺胃拡張症を発症するわけでは無く、感染しても何年もの間発症しないこともあれば、全く発症しない鳥もいます。

検査で陽性になった個体を安楽死することは奨められません。その代わり、陽性鳥は陰性の鳥達と隔離しましょう。オウム目の鳥はトリボルナウイルスを自分の免疫で体外へ排出することはできないといわれているため、感染は一生続くと考えられています

抗ウイルス薬による治療は今日まであまり成功していません。広域スペクトルの抗ウイルス薬であるリバビリンは培養細胞に対して有効であることが最近実証されましたが、一般的に広く治療に用いるには更なる情報が必要です。

病気の伝播についてはまだ不明な点があるものの、トリボルナウイルスは間歇的に糞便に排泄されることと、ほとんどの消毒薬や殺菌剤、日光に弱いことが分かっています。
ですから 愛鳥を感染させないためには 適切な衛生管理が大切です。

多羽飼育家庭でトリボルナウイルスに感染している鳥が見つかったり、疑わしい症状が見られる鳥がいたら、できるだけ早く隔離して下さい。そしてお世話をするときは 陰性鳥を先、陽性だったり症状がある子を後にして、一羽お世話する毎に手を洗いましょう。

トリボルナウイルスや腺胃拡張症についてのお話はなかなか分かりにくいことと思いますので、この文章を読んで質問や気になることがございましたら かかりつけの鳥獣医師にお尋ねになってみて下さい。

©AAV 鳥類獣医師協会 2020
その他の日本語版公開資料はこちら https://www.aav.org/page/japanese-resources

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いかがでしたか? 

PCRで陽性であればウイルスは存在しているということ、隔離と衛生管理が他の鳥に感染させない方法だということが書かれていました。

また糞便や拭い液のPCRで陰性だからといって感染を否定できるわけではなく、潜伏期間も数日と短いこともあれば、十数年と長いこともあると明記されていますね。
偽陰性と潜伏期間の問題は悩ましく、このウイルスの防疫が非常に難しいことを感じます。

多羽飼育している中で疑わしい症状があり 残念ながら亡くなってしまった子が出た場合は、つらいですが 他の愛鳥さん達のために死後検査をして頂くことをおすすめしております。

死後検査では、トリボルナウイルスが居座りやすい脳のPCR検査を行うと検出率が上がります。また 解剖時に異常が見られた臓器や、生前の症状が関係していそうな臓器を、培養や病理組織検査に供します。特に脳組織の検査には 全身を献体して頂くことが必要になりますが、検査機関によってはご遺骨をお返しできる場合もございます(R2年現在)。

生前から、もしもの場合 死後検査をどうするのかを何となく鳥さんやご家族様、担当医とご相談して頂けると良いかと思います。亡くなられた愛鳥さんが教えてくれる情報は非常に貴重であり、他の子達の治療や命に繋がっていきます。

ボルナウイルスについてはまだ分っていないことが多いために 正確な情報を発信することが難しく、臨床的な情報は少ないと思います。

もし何か情報を得られた時は 発信元や参照文献があるのかということをお気にかけて頂き、ご不明な点は鳥を診察できる獣医師にご相談下さいますようお願い致します。

訳 今西奈穂子

2020.12.27

フォレイジング (FORAGING)とは 「食べ物を探す」という意味です。

ふつうは森や草むらの中を歩き回って餌を探すイメージの言葉ですが

動物園やペット関係の業界では

「飼育動物に餌を与えるときに 野生に近い行動をして餌を獲らせる工夫をする」

という意味で使います。

フォレイジングは ペットの常同行動や毛引き・自傷行為の改善に役立つことが分かっています。

また経験上、小鳥の過発情の緩和にも効果があります。

例えば、薬物療法と日照時間及び食餌制限に反応しない過発情のセキセイインコが

追加対策としてフォレイジングを強化して 発情が収まった例もあり、

小鳥を飼育している方全てに フォレイジングをお奨めしています。

そこで、フォレイジングの方法を説明するための3分ほどの動画を作りました。

フォレイジングは色々なやり方で毎日続けると効果が出てきます

その際も食餌量の調整は必要ですが

フォレイジングをすると思考と運動による消費カロリーが増えるため体重が増えにくくなり

発情もしにくくなります。

愛鳥さんとの楽しい時間のために この動画をお役立て頂ければ幸いです。

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1. 小鳥をお連れ頂く際のお願い
2. 小鳥の診察料金
3. ペットホテル料金と検査について

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1. 小鳥をお連れ頂く際のお願い

●診察は予約制です。お電話または受付でご予約下さい。

猛禽類、室外飼育の家禽、野鳥は診療対象外です。
保護飼育されている野鳥については飼育許可証があれば検討しますのでご相談下さい。

●室外飼育(鳥小屋などで庭先飼育)の家禽の体調不良の場合は まずは地域の家畜保健衛生所にご相談下さい。家禽とは にわとり・うずら・七面鳥・あひる・きじ等です。

ケージではなく、プラケースかキャリーで連れて来て下さい。
院内感染防止と、ケージ内のフケや餌の飛び散りから獣医師とスタッフの健康を守るため、プラケースかキャリーでのご来院にご協力をお願い致します。

水と餌は入れないで来て下さい。
水を入れていると濡れて風邪を引くことがあり危険です。
餌を沢山食べていると 診察時の思わぬ誤嚥事故につながります。
餌と水は診察後にあげて頂きますので診察室まで持って来て下さい。好きなおやつもお持ち下さい。

●予約時間5分前にはいらして下さい。遅刻しないようお願い致します。次の方の待ち時間が長くなってしまいます。またキャンセルの場合は必ずご連絡下さい。

●足や体が痛い場合は、鳥がぎりぎり入るくらいの小さい箱か ヒナ用のますかごに入れて来て下さい。
ぴょんぴょん跳ねたり飛び上がりながら連れて来ると骨折などが悪化してしまいます。

●いつもお世話をしている方のご来院をお願い申し上げます。

●温度を調節して連れて来て下さい。

小鳥は寒いと羽を膨らませます。反対に 暑いと羽を持ち上げたり 口を開いたままになります。必ずデジタル式の温度計を入れて温度を確認しながら来てください。密閉しないよう注意して下さい。

●診察や検査に入る前に 高濃度の酸素を吸入したり 保温して体温を上げる処置が必要な場合があります。ぐったりして見える場合はご遠慮なくお申し出ください。

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2. 小鳥の診察料金(税込)

初診料2200円 再診料1100円(いずれも爪切り・身体検査・飼育相談込)、そのう検査・検便各880円(セット割引有)、皮下注射1100円~、レントゲン4400円~、ネブライザー吸入2200円、強制給餌880円、各種培養検査4400円~、開腹手術77000円~、短時間吸入麻酔3300円、点鼻or注射による鎮静4400円 です。
遺伝子検査は6050円~、CBLには送料がかかります。遺伝子による雌雄鑑定も同様です。
例えば 初診で検便・そのう検査をすると3850円、ペットホテルに必要な検査3項目(PBFD、オウム病クラミジア、トリボルナウイルス+CBLへの送料)は16370円です。

病気の初診ですと大体6000~13000円ほどかかることが多いですが、検査項目によってはもっとかかる事もあります。
お支払いには各種クレジットカードもお使いいただけます。
☆ 便の集め方はこちら≫

また新型コロナウイルス感染症の影響により今後配送や検査が滞る可能性がありますことをお知り置き下さい。

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3. ペットホテル料金と検査について

ペットホテルでお預かりできる子は 健康で1年以内にPBFD、オウム病クラミジア、トリボルナウイルスの3項目を検査済みの鳥さんです。(フィンチはオウム病とボルナの2項目。)
ホテル料金はケージ1つあたり2500円/1泊 です。チェックイン・チェックアウトは診察時間内にお願い致します。
1羽のみのお預かりの場合、業務終了後に基本的に1羽で放鳥して遊ばせますが、複数羽のお預かりや慣れていない場合は放鳥できません。
餌の量が決まっている場合は 日にち毎に小分けにしてお持ち下さい。
ホテルでお預かりの鳥さんの毎日の様子報告はしておりませんのでご了承下さい。

以上 宜しくお願い申し上げます。
菜の花動物病院 小鳥担当獣医師 今西奈穂子
2020.10.20

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〒519-0165
亀山市野村4-1-2
TEL:0595-84-3478

●診察時間
午前 8:30~11:30
午後 3:30~ 6:30
●休診日
日曜、水曜、祝祭日

●診察科目
犬・猫・愛玩鳥
うさぎ・ハムスター
モルモット
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