三重県亀山市のペットクリニックは菜の花動物病院へどうぞ

菜の花動物病院
鳥の保温の外せないポイント

今年は酷暑の後に急に冷え込んだせいか 例年よりも小鳥の風邪が多かったような気がします。
小鳥が羽を膨らませていたり 鼻水が出たり、寒そうなら保温を。とお話していますが
詳しくお伝えするのがなかなか難しいので
今日は 我が家の現在の様子をアップしてみました。

やり方はお家の状況や鳥さんの性質によって様々で良いと思いますので、
外せないポイントのみをご覧頂き
細かいところは一例として ご参考にして頂ければ幸いです。

外せないポイント3つ
◇ポイント1 「 鳥が吸う空気を暖める 」
◇ポイント2 温度と湿度を数値として把握する
◇ポイント3 火傷・感電・吸入中毒の防止対策をする

◇ポイント1 一番大事なところです。
鳥の羽毛は断熱効果が高いため 暖房器具に当たっても熱が遮断されてしまい 
なかなか体温が上がりません

また鳥の全身には空気を循環させる回路(気嚢)があるため 
冷たい空気を吸うと内臓が冷やされて血流が低下し 消化不良や免疫力低下の原因になります。
逆に暖かい空気を吸うとお腹の中から体が温まります
ですから 鳥が寒がっていたら 吸う空気を暖めてあげる必要があるのです。

また足は羽が無くむき出しのため 空気を暖めるのと同時に足元を暖めるのも効果的です。

温める温度は 鳥の様子を見ながら寒がらなくなるまで(保温器具にひっつかなくなるまで)、病鳥であれば獣医師と相談の上決めて頂くと良いと思います。

ここで我が家の元気なラブバードの保温をご紹介しながら 他のポイントをチェックです♪

場所:南向きのリビング ワイヤーラックの上
保温方法:日中はヒヨコ電球のみ・日没後はヒヨコ電球とエアコン・夜間は別キャリーで別室

ラック全体をビニールで囲い 棚板にはアクリル板を載せ ケージの間にヒヨコ電球を置いています。
電球にサーモスタットを付けて 暑くなりすぎるのを防ぎつつ、実際の温度をデジタル温度計で確認しています。(◇ポイント2 温湿度を数値として把握する)
夜は小さいキャリーで別の部屋に移動させ シート状の保温器具の上に置いてカバーをして寝かせています。その時も温度計を入れて夜間の最低温度をチェックしています。

今はこんな感じですが 天候の成り行きや年齢と共にまた変わっていくと思います。
環境調整も鳥飼育の楽しみですよね。

◇ポイント3 保温器具周りによる火傷・感電や吸入性の中毒対策 ↓
①カバーに使っているビニールは切り売りのテーブルクロスです。洗って数日間干して におわなくなってから使っています。ヒヨコ電球も臭いがなくなるまで数日間カラ焼きしています。

②ヤケドや感電防止のため、ヒヨコ電球はケージに引っ掛けるのではなくブックエンドに掛けています。ブックエンドにかけると 嘴や足が届かないので安心です。
それから意外と盲点なのが 放鳥中にコードをかじって感電する事故。コードカバーや 触れないようにする対策を。

③ヒヨコ電球に水がかかると割れる危険があるため 飲み水は電球と反対側に置き、水浴びはケージの外でさせています。

④ヒヨコ電球は週に一度カバーを外し 中に入り込んだ餌のカラや羽を取り除いています。
春になって暖房が不要になったら カバーを外しソケットを点検して、埃をかぶらないようにして収納します。

保温器具の使い方やメンテナンスについて 詳しく書かれている
こちらのブログもお勧めです。
また 保温器具類は取り扱い説明書をよくお読みになり、不明な点はメーカーに確認してからお使い下さいますようお願い致します。

2017.12.23 菜の花動物病院 鳥担当獣医師 今西奈穂子

WEB予約システム WEB予約

休診日カレンダー

ご来院時のお願い 病気・症例情報 よくあるご質問
インフォメーション
〒519-0165
亀山市野村4-1-2
TEL:0595-84-3478

●診察時間
午前 8:30~11:30
午後 3:30~ 6:30
●休診日
日曜、水曜、祝祭日

●診察科目
犬・猫・愛玩鳥
うさぎ・ハムスター
モルモット
facebook 徒然院長ブログ リンク 24時間診療